発達特性アセスメント(ASD /ADHD)
ASDやADHDの傾向を丁寧に見つめ、あなたに合った対処法を探るお手伝いをします。診断ではなく、理解と工夫のための第一歩としてご活用ください。
サービス内容
<ASDとADHDの特性理解と心理検査のご案内> 近年、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)といった神経発達特性に注目が集まっています。これらの特性は、子どもだけでなく大人にも見られるものであり、「発達障害」という言葉に不安を感じながらも、実は日常生活のなかで長く困りごとを抱えていたという方も少なくありません。 ASDとADHDはしばしば似たような困りごとを引き起こしますが、それぞれに異なる特徴があります。たとえば、ASDでは「人との距離感がうまくつかめない」「相手の気持ちがわかりづらい」「予定外のことに混乱する」といった傾向が見られることがあります。一方で、ADHDでは「集中が続かない」「思いつきで動いてしまう」「うっかりミスが多い」「じっとしているのが苦手」といった行動がみられることがあります。 これらは医学的には診断基準に基づいて分類されますが、実際の生活場面では、明確にどちらか一方とは言い切れないケースも多くあります。たとえば「人の話を最後まで聞けない」という一つの行動が、ADHDでは注意の持続困難から、ASDでは他者の話し方のニュアンスが読み取りづらいため、というように、異なる背景で生じている場合があるのです。 当オフィスでは、医学的な診断行為(病名をつけることや医療的な処方など)は行っていません。しかし、心理検査や丁寧な聞き取りを通して、ASDやADHDといった特性が日常生活にどう影響しているのかを具体的に把握することは可能です。そうすることで、「なぜ自分はこの場面でつまずくのか」「どのような工夫をすれば暮らしやすくなるのか」といった視点を得ることができます。 たとえば、人間関係での違和感が続いていた方が、「相手の感情の読み取りが難しい」という自分の特性に気づき、あらかじめルールや手順を共有することでストレスを軽減できたというケースがあります。また、仕事でケアレスミスが多く自信を失っていた方が、ADHD的な注意の特性を知ることで、「タスクの分割」「アラームの設定」といった対処法を実践し、作業効率が大きく改善した例もあります。 こうした特性の理解は、自己否定や周囲との衝突を減らすだけでなく、自分らしく働き・生きるためのヒントにもなります。 <当オフィスには、以下のような方々が多くご相談に訪れます> 医療機関に行くほどではないが、自分の性格や特性に疑問を感じている社会人の方 職場や家庭での人間関係に違和感やストレスを感じている方 「発達障害っぽい」と家族や友人に言われたことがあるが、どう向き合えばよいかわからない方 ネットや書籍で情報を得て、自分にも当てはまるのではと気になっている方 当オフィスは医療機関ではないからこそ、診断名にとらわれすぎず、より丁寧で柔軟な対応が可能です。また、検査後のフィードバックを通じて、必要であればカウンセリングでの継続的な支援を行うこともできます。 検査では、質問紙法(自己記入式のチェックリスト)や知能検査、記憶・注意の検査などを組み合わせて、個々の思考や行動のパターン、感情の動き、対人関係の特徴などを多面的に捉えます。その結果から、「どういうときに集中しやすいか」「ストレスをどう処理しやすいか」「どんな働き方が向いていそうか」などのヒントが得られます。 なお、検査は一度の結果で全てが明らかになるものではありません。その人の今の状態、過去の経験、環境との相互作用なども踏まえて、丁寧に解釈していく必要があります。検査結果は、あくまで「現時点での傾向」を示す資料であり、固定された「性格」や「能力の限界」を決めるものではありません。 また、こうした検査を受ける前には、できるだけ十分な睡眠をとり、リラックスした状態で臨むことをおすすめします。過度な緊張や疲労があると、本来の力がうまく発揮されにくくなることがあるためです。 <セラピストより> ASDやADHDという言葉に対して、「診断されたら終わり」「何かが決まってしまう」といった不安を抱く方も少なくありません。しかし、私たちの立場では、そうした言葉は「障害を断定するもの」ではなく、「対処のヒントとなる一つの見取り図」として捉えています。 自分のことを深く理解することは、困りごとの背景を見つけるだけでなく、これまでに培ってきた力や工夫の価値にも気づく機会になります。そしてその気づきは、自分に優しくなり、まわりとの関係にも少し余裕を持てるようになるための第一歩かもしれません。 当オフィスでは、専門的な知見に基づいた心理検査をもとに、あなたの特性と向き合いながら、無理なく、あなたらしく生きるためのサポートを行っています。 気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
キャンセルポリシー
当オフィスでは、クライエントのプライバシーを最も大切に考えており【完全予約制】のカウンセリングを提供しており、1枠ごとに十分な時間と準備を確保しております。そのため、ご予約のキャンセルや変更に関して、以下のポリシーを設けております。 1. キャンセル・変更について ご予約のキャンセル・変更は、原則として前日までにご連絡をお願いいたします。 当日のキャンセルおよび無断キャンセルは、以下のキャンセル料を申し受けます。 2. キャンセル料 キャンセル時期 キャンセル料 2日前まで 無料 前日(24時間前まで) 50% 当日(24時間以内) 100%(返金不可) 無断キャンセル 100%(返金不可) 3. キャンセルの連絡方法 キャンセル・変更のご連絡は、メールにて受け付けております。 連絡先は【お問い合わせページ】をご参照ください。 4. 遅刻について 10分以上の遅刻の場合、セッション時間が短縮されることがあります。 20分以上の遅刻では、セッションを実施できない場合があり、その場合は**当日キャンセル扱い(100%料金請求)**となります。 5. 特別な事情によるキャンセル 災害や急病など、やむを得ない事情がある場合は、証明書(診断書等)をご提示いただくことで、キャンセル料を考慮する場合があります。 ただし、当日の急な予定変更や個人的な理由(仕事の都合、体調不良を含む)によるキャンセルは、原則として通常のキャンセルポリシーが適用されます。 6. 予約変更の推奨 できるだけキャンセルではなく、予約変更をお願いしております。変更希望の場合は、お早めにご相談ください。 当オフィスのカウンセリングは、クライエント様お一人おひとりのために準備を整え、ご予約枠を確保しております。他のクライエント様が予約を希望される場合もございますので、予約の変更・キャンセルの際は、できるだけ早めのご連絡をお願いいたします。
連絡先
Japan, 沖縄県うるま市字喜屋武
080−9572−8326
smile@counseling-nagi-okinawa.com
