災害支援に携わる心理職(臨床心理士、公認心理師)
災害支援に関わる心理士自身も深い影響を受けます。経験豊富な臨床家の支援により、無力感を抱え込まず、専門家としての成長と意味づけへつなげるケアを提供します。
サービス内容
<災害支援に携わる心理士のためのサポート> ― 語ることで、支援を「意味ある営み」へと変えていくために 地震、豪雨、津波、火山災害――。 どんな災害であっても、そこに暮らす人々の暮らしと人生が根底から揺さぶられることに変わりはありません。 臨床心理士・公認心理師といった専門職が、被災地の「心の支援」を担うことは、今や社会的に広く認知されています。 しかしその一方で、「支援を行う心理士自身」がどのような心理的影響を受け、どのようにその影響を受け止めているのかについては、いまだ十分に語られていないのが現状です。 <「専門家」であることが、むしろ語りを困難にする> 心理士は、他者のつらさに寄り添い、心の整理に関わる職業です。 そのため、自身の心が影響を受けたとしても、それを「感じてはならない」「感じても誰にも言えない」と抱え込んでしまう方も少なくありません。 実際、私がこれまでに関わってきた数多くの支援者の中には、以下のような声がありました。 「現地での体験が今も時折フラッシュバックするが、それを話せる場がない」 「自分のケアを優先することが、支援を必要とする人たちへの裏切りのように思える」 「活動後、何とも言えない空虚さと無力感に包まれた」 「スーパーヴァイズを受ける機会がなかったことで、自分の関わりに確信が持てないまま終わってしまった」 こうした声は、災害支援に関わった心理士の多くが共有しているものです。 しかし、心理士という職業の特性上、その悩みは「表に出しにくい」「専門性が高いため共感されにくい」「自分で何とかすべきだと思ってしまう」といった事情から、しばしば見過ごされてしまいます。 <経験豊富な心理士によるスーパーヴァイズの意義> 私自身、これまで8,000時間を超える災害支援の実践と研究に関わってきました。 その中で痛感しているのは、災害支援における心理士の活動には、必ずスーパーヴァイズが必要であるという事実です。 支援活動の中では、被災者の深い悲しみや怒り、混乱に触れる場面が避けられません。 その影響は、たとえ経験豊富な心理士であっても免れ得るものではありません。 心理士もまた「人」であり、「心」をもって生きています。 そのような中で、支援の意味や自らの関わりを振り返り、必要に応じて助言やフィードバックを得られることは、心理士の精神的健康を守るうえで欠かせない営みです。 また、そのプロセスを経ることでこそ、心理士はより深い共感力と実践力を身につけていくのです。 <「語る」ことが支援を人生の糧に変える> 災害支援は、心理士にとっても「非日常的な体験」です。 活動を終えた後も、その出来事は心の奥底に強く刻まれ、ときに未消化のまま残り続けることがあります。 「なぜ自分はこの支援に関わったのか?」 「自分が感じたあの怒りや無力感は、どこから来るのか?」 「被災者の言葉や表情が、なぜ今も心に残っているのか?」 こうした問いを丁寧に見つめ、自分なりに「意味づけ」ていく作業は、心理士自身の人生においても、極めて重要な営みです。 それは、単なる「事後処理」ではなく、災害支援という困難な仕事を、自分の中で「人生の糧」に変えていくためのプロセスです。 そしてこのプロセスは、一人で行うにはあまりに重たく、また危うさも含んでいます。 だからこそ、安全な対話の場が必要です。 心の中でうまく言葉にできなかった想いや感情を、じっくりと語り、聴いてもらうことで、支援者はようやく「自分を取り戻す」ことができるのです。 <カウンセリングオフィス「凪」でできること> 「凪」では、臨床心理士・公認心理師を対象に、以下のようなサポートを行っています: ・災害支援経験をもつ心理士によるスーパーヴァイズ(個別/継続) ・支援活動の振り返りと意味づけを目的とした個別セッション ・スーパービジョンに準じたコンサルテーション(オンライン可) ・心理士としての回復と成長を促すナラティヴ・アプローチ これらのサービスは、"心理士としてより良く働き続けるためのセルフケア"としても位置づけられます。 <セラピストより> 支援者である私たち自身が「語ること」を恐れず、「聴かれること」を許すとき、そこには確かな変化と成長が生まれます。 支援とは、ただ「与える」だけの営みではなく、自らの心とも向き合いながら続いていく、双方向的なプロセスなのです。 心理士として、支援者として、そして一人の人間として、 災害支援に関わったその体験を、あなた自身の人生の中に深く根づかせていくための時間を、「凪」はご一緒したいと願っています。
キャンセルポリシー
当オフィスでは、クライエントのプライバシーを最も大切に考えており【完全予約制】のカウンセリングを提供しており、1枠ごとに十分な時間と準備を確保しております。そのため、ご予約のキャンセルや変更に関して、以下のポリシーを設けております。 1. キャンセル・変更について ご予約のキャンセル・変更は、原則として前日までにご連絡をお願いいたします。 当日のキャンセルおよび無断キャンセルは、以下のキャンセル料を申し受けます。 2. キャンセル料 キャンセル時期 キャンセル料 2日前まで 無料 前日(24時間前まで) 50% 当日(24時間以内) 100%(返金不可) 無断キャンセル 100%(返金不可) 3. キャンセルの連絡方法 キャンセル・変更のご連絡は、メールにて受け付けております。 連絡先は【お問い合わせページ】をご参照ください。 4. 遅刻について 10分以上の遅刻の場合、セッション時間が短縮されることがあります。 20分以上の遅刻では、セッションを実施できない場合があり、その場合は**当日キャンセル扱い(100%料金請求)**となります。 5. 特別な事情によるキャンセル 災害や急病など、やむを得ない事情がある場合は、証明書(診断書等)をご提示いただくことで、キャンセル料を考慮する場合があります。 ただし、当日の急な予定変更や個人的な理由(仕事の都合、体調不良を含む)によるキャンセルは、原則として通常のキャンセルポリシーが適用されます。 6. 予約変更の推奨 できるだけキャンセルではなく、予約変更をお願いしております。変更希望の場合は、お早めにご相談ください。 当オフィスのカウンセリングは、クライエント様お一人おひとりのために準備を整え、ご予約枠を確保しております。他のクライエント様が予約を希望される場合もございますので、予約の変更・キャンセルの際は、できるだけ早めのご連絡をお願いいたします。
連絡先
Japan, 沖縄県うるま市字喜屋武